2014年3月2日日曜日

『カワイイをシェアする写真術』付録のEye-FiカードのX2化

2月24日にステレオサウンドから発売されたムック本
『"カワイイ"をシェアする写真術』
“カワイイ"をシェアする写真術 (別冊ステレオサウンド)
4GBのEye-Fiカードが付いて本体1800円と激安なので気になっていました。

しかし、よくよくみてみると一般的なEye-Fiカードではなく「NTTドコモ Eye-Fiカード 01」という製品だと言うことが判明。
NTTドコモ Eye-Fiカード 01 AWE59006
これは、利用に際して
・転送は専用アプリに対してのみ可能で、従来の「Eye-Fi」アプリへの転送は不可
・専用アプリと従来アプリの共存も不可
・専用アプリはAndroid用のみ、さらにドコモ製Androidのみサポート
・iPhone用アプリはリリースされる予定なし
・既存のEye-Fiアカウントは利用できず、また同じメールアドレスを使うことも不可
という制限があるようです。


初めてのEye-FiカードでAndroidユーザーならこれでもいいのかもしれませんが、私は既に8GBのEye-Fi Mobile X2カードを持っているため、上記の制約はとても不便。
なので、これを理由に購入を控えていました。


ところが、ネットを探せば情報があるものですねぇ。このカード、「強制リセット」をしてファームウェアをアップデートすることでどうやらConnect X2相当になっちゃうらしい。
ということで、購入してやってみました。
※手順はこちらを参考にさせていただきました。ありがとうございます。


(1)Eye-Fi Centerを起動


(2)Eye-Fiカードをパソコンに挿入
(画像キャプチャ忘れ(^^;;)
Eye-Fi CenterがEye-Fiカードを自動認識して、既存のアカウントに新たなカードを追加するかどうか聞かれるので「追加する」選んで進む。

(3)ファームウェア更新の確認
既存アカウントへの追加が完了すると、ファームウェアの更新をするかどうか聞かれます。この時点で既に普通のX2カードとして認識されていると思われます。

(3)ファームウェア更新中
「更新」ボタンを押すとファームウェアのダウンロードが始まり、ダウンロードが完了すると更新が始まります。

(4)ファームウェア更新の完了
ファームウェア更新が完了すると上の画面が表示されます。

実際には「強制リセット」というような大げさなものではなく、通常のEye-Fiカードの登録・更新となんら変わりませんでした。
あとはiPhoneもしくはAndroidのEye-Fiアプリとの連携情報を登録すれば終わり。
特に問題無く画像の転送も出来ました!
これで通常のEye-Fiカードとして使えそうです!!


※ファームウェアを書き換えてしまうと、ドコモ仕様のカードには戻すことができません。当然保証は効かなくなると思われます。また、すべてのカードで上記の方法が使えるとはかぎりません。この記事を見てやってみようという方はあくまでも自己責任でお願いしますね(^^;)


都心から日帰りできる雪山、高尾山

2月22日(土)、高尾山に登ってきました。

関東地方では観測史上初とも言われる二週連続の大雪は、高尾山を本格的な雪山に変貌させていました。

麓のケーブル清滝駅前もこの通り。

高尾山は毎冬そこそこの積雪がありますので、場所によってはアイゼンが必要になることもありましたが、今年の大雪は登山口からこんな状態。もちろんアイゼン装着で入山します。

6号路登山口入山時刻は8:19

途中で外れてしまったアイゼンを付け替えるト○サ○

琵琶滝:普段はトタン板で目隠しされていて見えないのですが、登山道に雪が1m以上積もり、上から覗けるほどになっていました。

登り慣れた6号路とは思えない風景。
ラッセルされているので案外登り安かったです。

頂上手前の階段は完全に埋もれてただの急斜面に(笑)

登山道外の雪中を登る人も結構多かったですね。普段は登山道以外は立ち入り禁止ですが…

頂上の広場。見たこともないような風景でした(笑)
頂上到着は9:48。雪道でしたがアイゼンのおかげでむしろ登りやすかったためか、ほぼ90分と標準的なタイムでした。

富士見台園地:天気は良かったのですが、残念ながら富士山は見えず。

権現茶屋にあった雪像。むささびのムッちゃん。一応公認キャラらしい。

薬王院は一応除雪済み。


薬王院から下の1号路・表参道は除雪されていました。
八王子市街方面
手前のビル群は橋本、奥には横浜ランドマークタワーも見えます。
ケーブル高尾山駅の展望台からの眺め。

天狗焼、130円。Suica、PASMOでも支払えます。

1号路途中のお大師さま。

下山後はみんなでお疲れさん会@栄茶屋

それにしても、こんな雪山に軽装で日帰り出来るなんて、本当に貴重な経験が出来ました。

その他の写真はこちら

2014年3月1日土曜日

CP+2014にいってきました(まとめ)

今さら感はありますが、今年のCP+へ行って見聞きしたものをまとめておこうと思います。

2月15日(土)が大雪で前代未聞の開催中止となったため、14日(金)の後は16日(日)に会場に行きました。

それにしても凄い雪でした。
 桜木町の駅前にも雪が残っています。

パシフィコ横浜前の道路にも雪が。

土曜日の開催中止の影響で、日曜日は相当混雑するのではないかと覚悟していたのですが、会場に着いてみると意外にも空いていました。
オリンパスブースで配布しているオリンパスユーザー向けのOM-Dミニチュアも並ばずにGET!

さて、この日はセミナーへの参加を考えていたのですが、前日の開催中止の影響でスケジュールが変更になったブースがあったため、適当に行き当たりばったりで良さそうなセミナーに立ち寄る感じでした。


【キヤノンブース】
まずはキヤノンブース、スポーツフォトグラファーの水谷たかひとさん。
大きく映された鈴鹿レーシングの8耐マシンが目を引きます。
内容の方は、テクニック的な話というよりも、ほとんどはキヤノンラグビー部のお話でした(^^;; 


【マンフロットブース】
マンフロットブースの前を通りかかったらビデオブロガーのジェット☆ダイスケさんらしき人を発見。
セミナー後の片付け中っぽい感じで残念ながら参加できませんでした…
が、やはりビデオブロガーさん、YouTubeを検索したらセミナーのビデオがありました。さすがですね(^^;;


このあと、同じくマンフロットブースで三好和義さんのセミナーがあったので参加してみることに。
プロは三脚などの道具をいろいろとカスタマイズして使ってるんだなぁと感心。
傘を三脚に固定する部品とか水準器とか、現場経験の賜物というべき道具がたくさん。その傘も四本骨の完全オリジナル。とても勉強になりました。
ラッキーなことに抽選で写真集をいただいちゃいました。


【シグマブース】
シグマブースでは塩澤一洋さんのセミナー「レンズ沼にハマらない写真術」を聴きました。とても参考になるセミナーでした。
これもYouTubeにあったのでリンクしておきます。
常用レンズ、できれば単焦点レンズ、を1本決めてとにかく1万枚撮る。ズームの場合でも特定の焦点域を決めて使う。要は基準となる焦点域を実地で覚え込もう、ということですね。
確かにその感覚が備わっていれば、レンズを変えても生きてくるでしょうね。
僕の場合は、単に好きだったからという理由で、一時期ペンタックスのFA35mmで撮りまくっていたことがありました。僕にとってはこの35mmという焦点距離が構図を考える際の基本になってるという感覚はありますので、とても共感できる内容でした。


【ソニーブース】
この日最後に聴いたのは、ソニーブースであった中井精也さんのセミナー。
α7で北海道の鉄道を取材した時のお話。
極寒の環境でも問題なく使えるんですね。
フルサイズ2430万画素と高解像度レンズの威力がすごかった。
ただ中井さん曰く、動体AFは使えない、それを求めるカメラじゃない、ってことみたい(^^;;



さて、その他に今回の二日間で気になったハードについても少し。
【DJI PHANTOMブース】
○空撮用ラジコンヘリ
一眼レフが搭載できる大型ヘリが見応えがありました。

コンデジやGoProなどのアクションカムを搭載できる小型のものは、フライトデモもやっていてなかなか面白かったですね。


【リコーブース】
○ペンタックスK-3
リコーブースではK-3にDA☆60-250mmを付けたものを試用。
K-5と比べてみると、よりシャッター音が軽くなったような気がしました。ミラーショックも少なく感じたので、メカとしての完成度がさらに上がって洗練されたという印象を持ちました。
手持ちのSDカードを入れて試し撮りできたので持ち帰ったデータから3枚ほど。


モデルとして鉄道模型を動かしていたってことは動体AFに自信があるってことなんでしょうね。使ってみた感じは悪くはなかったのですが、実戦(サーキット)でどこまで使えるのかどうかは実際現場でやってみないことにはわかりませんが…
あと、ISO1600の画質がK-5に比べて良かったように思いました。


○ペンタックスQ7+DA☆300mm
Q7にK-Qアダプター経由でDA☆300mmをつけたものが触れる状態で展示されていました。
35mm版換算だと4.6倍なので1380mm!AFは効かないものの、ある程度絞り込めば置きピンで流し撮りもできるんじゃないかなぁ。
説明員さんの話によるとDA55-300クラスのズームレンズでも結果として中央付近のおいしいところしか使わないので、画質的には問題ないとのこと。これはサーキットでサブカメラとして使ってみたいですね。
写真を撮り忘れたのが残念…


【ソニーブース】
○アクションカム新製品HDR-AS100V
新型のこれ、1秒毎にGPS測距データを記録しているとのことで、PC上で後加工すれば動画にスピードメーターとか移動軌跡とかをオーバーレイ表示できるらしいです。とても欲しくなってしまいました(^^;;
YouTubeの公式デモ動画から。現地でもこれが流れていました。



【オリンパスブース】
○OM-Dシリーズ
オリンパスブースではE-M1、E-M5、E-M10のタッチ&トライが実施されていました。
持参したSDカードを入れて試し撮りすることが出来ました。
三機種を撮り比べてまず思ったことは、E-M1のすばらしさが際立っていました。特にシャッターラグの短さはダントツでした。
E-M5を借用してサーキットで使ったときは、動体撮影には不向きだなと感じましたが、E-M1ならあるいは実用になるかもしれません。


一方、E-M10は明らかにシャッターラグがあり、ストレスを感じずに動体を連続してとらえることは難しいような印象を持ちました。
ただ、記録されたデータそのものはE-M1のデータと比べても、全く遜色は感じませんでした。動体を撮らないのであればE-M10で十分かもしれませんね。

あ、そういえば上の写真2枚目のおねーさん、鈴鹿の友人のお知り合いだそうです。やっぱりサーキットイベントとこういうイベントでは同じ方をお見かけすることが多いですね。

その他の写真、14日の様子。んで16日の様子